●心電図検査とは

心臓は自ら発生する電気活動により、一定のリズムで収縮と拡張を繰り返しています。心電図検査とは体表につけた電極により、その電気活動の変化をとらえて不整脈、心筋の異常などを特定する検査です。

●検査で見つかる病気

心房細動や心室性期外収縮などの不整脈、また心臓の電気の流れが通りにくくなる房室ブロックや右脚・左脚ブロック、そして狭心症や心筋梗塞の初期段階である心筋虚血などが見つかることがあります。ただ、1回の心電図だけで正確な診断が難しい場合も多く、ホルター心電図(24時間連続記録)や心臓超音波検査などが必要になることもあります。